仮想通貨 板読み戦略 具体的事例を用いて上場直後の戦い方を示す3つの戦略 

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法2
板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法2
考え方・判断力

グットレニキです。今回は板読み戦略について書きます。

これからお伝えする内容は未熟な投資家であるグットレニキ独自の経験と考えに基づくものであり、状況によって全く異なるケースがあることをご了承ください。

ではいきましょう。

今回はサンプルとして日本人ホルダーも多く、注目度が高かったATの上場を使ってみましょう。

大前提:上場直後の1時間が最も高値が付く可能性が高い。逆に、最も安値が付く可能性も高い。

言い換えれば、上場直後の1時間について最高値はその後の値動きでもなかなか越えられない壁となるため、この付近で売ることが出来れば後で買い直すのも良し、そのまま勝ち逃げも良しと無理してでも参加する価値が高い時間です。逆に、値付けを全員が手探り状態で行う時間のため、最も安く買うことが出来るチャンスでもあります。

とんでもない乱高下をする時間帯が最初の上場直後の1時間です。ここには大きな可能性が潜んでいます。

注意)これはある程度注目度が高い案件について、過去の上場事例を考えた場合のものです。マイナーなコインについては上場後のファンダメンタル要素・材料で明暗が分かれますので、これは除外します。また、インフルエンサーに上場後に一斉に取り上げられて注目を浴びるコインもあるため、これらは話が異なります。

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法6

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法 GTO GIFTO

例)バイナンス(BINANCE)に支持・サポートされた当時の人気ICOコインのGTOのバイナンス(BINANCE)初上場時のチャートです。日足で大きく下髭を作っていますね。

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法5

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法 GTO GIFTO

最初の1時間の1時間足はこちらです。買いも最高値、売りも最安値と、大きく乱高下しています。

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法4

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法 WAN WANCHAIN

こちらはWANの初上場時の日足チャートです。大きな上髭と下髭を作っていますね。

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法3

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法 WAN WANCHAIN2

初上場時の1時間足はこちらです。売りも買いも最安値・最高値を含んでいますね。こういった混乱の中に、大きな儲けの種は眠っています。

 

上場直後で利益を出したいのなら、板読み戦略に必要な準備をしましょう。

初上場時の板読み戦略①:自身の損益分岐点を明確にする 私の場合、一般マイニング開始からマイニングを本格的にしたため1AT=0.7ドル弱(=0.0014ETH)ほどが損益分岐点となっていました。

ICOでは販売価格がセール期間に応じて変化する(30%オフ~割引無しなど)ことも多いため、

最も安く購入した層と一番高く購入した層の金額を強く意識してください。面白いことに、このどちらかに初値は意識されてスタートするものです。そしてそれがその後の値動きの方向性を示唆することも多い。

さらに、最もホルダーの割合が多い価格帯を意識してメモをしておきましょう。一番多く販売されたのがICOセールで15%オフ時だったなら、それはメモしておくに値します。この最多層が上場時の価格を見て「どう思うか」という視点を常に意識しましょう。

初上場時の板読み戦略②:損益分岐点以上でのスタート、損益分岐点付近スタート、損益分岐点以下(ICO割れ)でのスタートの3パターンに分けてどうするかを予め決めておきます。

損益分岐点を参考に、自分で納得できる売却ゾーンを設定します。今回の場合は取得単価よりも上なら全売却だが、損益分岐点を割るような場合は売らずにホールドするということを予め決めていました。損益分岐点付近で推移する場合は様子見。

この予め考えて決めておくというのが重要で、これについて決めておかないとmoon状態の明らかな過熱をしているチャートやドカッと下がっているチャートに緊張・恐怖して思考停止し、結果最も安いところで投げ売りしたり、最高値付近に飛びついたということが起きます。その場その場の適切な判断が上場直後は最も難しいので、必ず自分で買いゾーン・売りゾーンを設定してください。大体最高値で買う、最安値で売るという人はここの設定をしていないのが原因です。

 

初上場時の板読み戦略③:クジラとも呼ばれる大口がどういう気持ちなのかを常に想像しましょう。

「このコインは有望だからできるだけ安値で買い集めよう」

「既に山ほど持っている。原価よりも高値で売り抜けたい」

今回のAT上場はどうですか?マイニング取引を通じてかなりの数を大口ホルダーは握っているはずです。さらに取引所トークンは現在下火であり、数日間の高騰ができるような状況ではない地合いとなっています。よって大口ホルダーは原資を抜けるよう初日に出来るだけ売ってしまいたいのではないか、と予め考えておきます。

※大口・仕手の規模は活動する取引所によって異なります。その規模・レベルも同じ取引所のチャートを見続けることである程度推測がついていきます。ABCCの大口は1千万円程度のクラスと思われますが、FCOINは1億円を軽く超える規模で板をぶつけてきます。

大口・仕手にも悩みがあり、その大きすぎる投資額のせいで見せ板やチャートメイクをしなければ自身の投資額を満足に売買できないため、あの手この手でその銘柄を一般投資家に注目させたりしなければならない、とも考えることができますね。

大口・仕手が複数いることもあり、ノイズが多く後で考えても良く分からない場合もあります。この場合はより大きな大口・仕手が小さいものを喰らうか、小口の方が撤退します。しかし、とにかく言えることは「大口・仕手は利益にならないことは絶対にしない」です。そのため、一貫して利益を取るために動いていると考えると点と点が線で繋がっていくことも後々あります。

では実際の板読みをしてみましょう。

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法1

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法1

70ETHを買い板に出してきた大口・仕手の存在を確認できましたね。こちらに注目していきます。※大口というには額が少ないかもしれませんが、板で最も大きな枚数を並べる人を大口・仕手と定義して、その人の意図を読みます。

ここで質問ですが、買い板で先ほどのような大きな数字が並んだときに皆さんが感じることは何ですか?「買いが優勢だから、上がりそう」「ああ、値上がってしまう、この大きな買い板より先に指値して買ってしまおう!」(焦り)ではありませんか?

※ごめんなさい、最初の10分はグットレニキ自体がガチで最高値売りをしたくて躍起になっていたので、スクリーンショットが残っていません。申し訳ございません。なので上場10分後くらいからの展開となります(^-^;

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法2

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法2

 

結果、大口・仕手の買い板(見せ板)の前に一般投資家の指値が並ぶこととなります。上記がそのような図です。もちろん、この判断が正しい場合もケースによってはあるのですが、大口・仕手が出てきて当然の初上場時は状況が違います。

大口・仕手はボランティアで板(見せ板)を出すわけではありません。当然に目的があります。(もちろん儲けるのが目的ですよ)

上記の通り、買いが強くなることを見越して、「自分が持っているコインを売りでぶつけるため」に買い板を出したのです。売り板の場合は逆で考えてください。

結局、この後の動きは大口・仕手が大きな売り玉をぶつけて下目線となりました。もちろん、先ほど見せた買い板57164ATはキャンセルされて消滅していました。本当はまとまった額を売りたかっただけでしたからね。

※なので、私たちがある程度まとまった金額のコインを売りたい場合は、売り板に並べる場合は目立つ金額にしないことが重要。(そうでないと、上のように下目線となり売れなくなる)なので、売り板を少額ずつに分割して出す、または直接買い板にぶつけてしまってください。買う場合も逆で考えましょう。

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法3

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法3

誰もが即見ることが出来る板には、先ほどのように大口・仕手の意図があります。

しかし上のように、買い板をクリックして良く調べないと探せないところにある場合は、それが本当に買うつもりで置いておく指値だったりする可能性が高まります。

※キャンセルされずに、実際に大金が売買されることとなった場合、約定した金額は覚えておいた方が良いです。そこで大口・仕手の資金が費やされたということになりますから、その取得単価はメモするに値するものです。今後、そこが1つの指標(レジスタンス・サポートライン)となる可能性が高いでしょう。今後も役立つサポート・レジスタンスとなるかもと知っているは当然少ないので、一歩有利に判断できるかもしれません。

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法4

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法4

はい、今度は売り板に大きな枚数が並ぶことになりました。最初に買い板で見せた数字とほぼ同値のため、同じ人物が演出している可能性が高まります。

彼は先ほど、かなりの枚数のATを売り捌いたのを思い出してください。

でも、多くの投資家がこれを見て思うことは「やばい、売り逃げないと!」「下がりそう!」でしたね。

では大口・仕手の真の目的は?

そう、買い集めですね。買い集めをして先ほどの240ETH買いというサポートも置けば、その間で拾い集めることが出来るでしょう。

この仮説が正しければ、ここ付近が底となって反転していく可能性が高まりました。

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法5

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法5

やはり下目線となり、下で買われて行きました。この買い板は一定額を一気に並べて拾い集めるための大口・仕手のBOTでしょうか??凄く分かりやすいため、運営の可能性もありますね。余談ですが、仮想通貨のチャートメイクを行う会社も存在するようです。

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法6

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法6

段々と下げていきました。つまり、大口・仕手の取得単価よりも安値であるところのため、ここら辺で買いを入れることが出来れば勝てる可能性は高いとも判断できそうです。※今後さらに大きな大口・仕手が出てくる場合もありますので、1つの考え方くらいに思ってください。

本日最安値付近の攻防です。他の投資家も安いと感じるラインだったのか、ここを境に本当に反転していきます。もちろん大口・仕手が反転するよう強い買いを継続している可能性もあります。

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法7

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法7

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法8

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法8

「もしかしたら、ここが底(天井)付近じゃないか?」と判断する時が来ました。

ここでのポイントは隠された売り・買い板にまだ大きな注文が潜んでいないか??ということです。もし目立つほどの注文が付近にまだあれば、要注意です。まだ反転には早いかもしれません。今回はなさそうでした。

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法9

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法9

おっと、チェックも済んで間もなく、また大きな買い板が出てきましたね。しかも、また同じレベルの枚数で注文していきています。これ、さっき0.0012ETHで大量買いした大口・仕手なんじゃない?と感じます。

これまでの流れを実際に見てきた人にとっては、ここでの買い板は「俺の買い指値の上に買い玉を集めて本当は売り浴びせするぞ」という逆の意図のある見せ板でなく、本当に上目線になる材料としての買い板なんじゃないか、と思えるわけですね。ようやく、買いを入れてみます。

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法10

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法10

実際に買いが強くなり、反転しました。ここでやっとタバコを付けて良いタイミングかもしれませんね。まあ油断したら即焼かれる世界なので、、、、

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法 戦果1

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法 戦果1

グットレニキの場合、売りは最初の数分の最高値で売ることが出来ました。

板に並んだ数字から伝わる投資家の雰囲気だけでなく、根拠としてABCCのAT取引所トークンは取得単価がはっきりとわかり、合理的な投資家が通常よりも多く、爆上げ等は有り得ないだろうと思っていたこと、マイナーのAT取得単価がそれぞれバラバラである程度のレンジで推移するだろうと思っていたこと、初日に最高値を作りその後はAT取得単価に近づいていくだろうということ、取引所トークンの盛り上がりも終焉状況でありABCC独自の強味はあるものの当初の売り出し価格0.4ドルの2倍がついていれば御の字ということがありました。

これらはあらかじめ決めておかないと、絶対にその場その場の判断は無理なので、事前に決めておいてくださいね。さらに相場全体のトレンド・投資家心理を変数に加えて、総合的に判断することが大事です。

それがあっているかどうかは最初は重要ではありません。だんだんと経験値を積めば身に染みてわかってきます。ともかく、自分にとってのグッドトレードをするには予測・実行・反省は必須条件です。

それといまだに見かけますが、「初日で売るなんて、その仮想通貨銘柄への愛が足りない証拠」「回転する奴がいるから上がらなくなるんだ」などと言う意見があります。それを見て実際に売らずに我慢することも出来ますが、結局は他の誰かが必ず売り抜けますし、それは相場にとって非常に合理的で当然のことです。また、回転売買をする人がいなければそのコインの流動性が損なわれ、売りたいときにも売れなくなってしまいます。そういう意味ではBOTもその銘柄の価値を保つために役立つ一面を提供しているし、害悪ばかりではありません。

インフルエンサーが「この仮想通貨は必ず爆上げする!俺はガチホするぞ!」と表明しても信じてはいけません。彼は売り浴びせすることで利益を取ることが出来る立場にいます。売り買いしたらすぐ分かるようにアドレス公開くらいしてもらわないと、そんな発言は信じるに値しません。

そういった相場参加者全ての思惑が描いた軌跡が、チャートなのです。

 

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法 最後に

板読み戦略 初上場時 コツ 攻略法 最後に

今回は板読み戦略 上場直後編を書きました。グットレニキが成長するに従って、だんだんと内容が濃くなるはずです。今後もよろしくお願いいたします<(_ _)>